支払対象となる手術・先進医療の留意点

手術給付金および放射線治療給付金のお支払対象となる先進医療

「無解約返戻金女性総合医療特約」では、手術または放射線治療を受けられた時点において、厚生労働大臣が定める先進医療に該当する手術または放射線治療が手術給付金等のお支払いの対象となります。

先進医療ごとに厚生労働大臣が定める施設基準に適合する病院または診療所において行われるものに限ります。

手術給付金のお支払対象となる先進医療技術名(50音順)

放射線治療給付金のお支払対象となる先進医療技術名

手術給付金のお支払対象となる先進医療技術名(50音順)

あ行

「イマチニブ経口投与及びペムブロリズマブ静脈内投与の併用療法 進行期悪性黒色腫(KIT遺伝子変異を有するものであって、従来の治療法に抵抗性を有するものに限る。)」について
【2020年2月1日追加】

当先進医療は、静脈内へペムブロリズマブと呼ばれる薬剤の投与を行う診療行為です。当先進医療における薬剤投与自体は手術ではありませんので、手術給付金のお支払いの対象とはなりません。ただし、薬剤投与のために「ポート留置」が行われる場合、「ポート留置」につきましては、手術給付金のお支払いの対象となります。
「遺伝子組換え活性型血液凝固第Z因子製剤静脈内投与療法」について 【2020年11月1日追加】
当先進医療は、rFVIIa(ノボセブン)と呼ばれる薬剤の投与を行う診療行為です。当先進医療における薬剤投与自体は手術ではありませんので、手術給付金のお支払いの対象とはなりません。ただし、薬剤投与のために「ポート留置」が行われる場合、「ポート留置」につきましては、手術給付金のお支払いの対象となります。
「S-1内服投与並びにパクリタキセル静脈内及び腹腔内投与の併用療法 膵臓がん(遠隔転移しておらず、かつ、腹膜転移を伴うものに限る。)」について
当先進医療は、腹腔内へパクリタキセルと呼ばれる薬剤の投与を行う診療行為です。当先進医療における薬剤投与自体は手術ではありませんので、手術給付金のお支払いの対象とはなりません。ただし、薬剤投与のために「ポート留置」が行われる場合、「ポート留置」につきましては、手術給付金のお支払いの対象となります。

ページトップに戻る

か行

先進医療技術名 適応症
偽腔拡大に対する血管内治療
【2020年2月1日追加】
大動脈解離(術後に偽腔が拡大したものに限る。)
抗腫瘍自己リンパ球移入療法
【2021年1月1日追加】
子宮頸がん(切除が不能と判断されたもの又は術後に再発したものであって、プラチナ製剤に抵抗性を有するものに限る。)
「ゲムシタビン静脈内投与、ナブ―パクリタキセル静脈内投与及びパクリタキセル腹腔内投与の併用療法 腹膜播種を伴う膵臓がん」について
当先進医療は、腹腔内へパクリタキセルと呼ばれる薬剤の投与を行う診療行為です。当先進医療における薬剤投与自体は手術ではありませんので、手術給付金のお支払いの対象とはなりません。ただし、薬剤投与のために「ポート留置」が行われる場合、「ポート留置」につきましては、手術給付金のお支払いの対象となります。

ページトップに戻る

さ行

先進医療技術名 適応症

自家膵島移植術
【2022年7月1日追加】

慢性膵炎(疼痛を伴うものであって、従来の治療法に抵抗性を有するものに限る。)又は膵動静脈奇形(従来の治療法に抵抗性を有するものに限る。)

子宮内膜擦過術
【2022年4月1日追加】

胚移植を受ける不妊症患者のうち、これまで反復して着床・妊娠に至らないもの
重症低血糖発作を伴うインスリン依存性糖尿病に対する脳死ドナー又は心停止ドナーからの膵島移植(注1)
【2010年11月1日追加】
【2013年3月1日変更】
重症低血糖発作を伴うインスリン依存性糖尿病
腎悪性腫瘍手術により摘出された腎臓を用いた腎移植
【2019年2月1日追加】
末期腎不全(慢性維持透析が困難なものに限る。)
自己軟骨細胞シートによる軟骨再生治療
【2019年4月1日追加】
変形性膝関節症(軟骨欠損を伴うものであって、高位脛骨骨切り術の適応となるものに限る。)
生体肝移植術
【2022年9月1日追加】
切除が不可能な肝門部胆管がん
切除が不可能な転移性肝がん(大腸がんから転移したものであって、大腸切除後の患者に係るものに限る。)【2023年7月1日追加】
「シクロホスファミド静脈内投与及び自家末梢血幹細胞移植術の併用療法 全身性強皮症(ステロイド又は少なくとも一種類のステロイド以外の免疫抑制剤に抵抗性を有するものに限る。)」について
当先進医療は、静脈内ヘシクロホスファミドと呼ばれる薬剤の投与を行う診療行為です。当先進医療における薬剤投与自体は手術ではありませんので、手術給付金のお支払いの対象とはなりません。ただし、薬剤投与のために「ポート留置」が行われる場合、「ポート留置」につきましては、手術給付金のお支払いの対象となります。
「シクロホスファミド静脈内投与療法」について【2021年3月1日追加】
当先進医療は、静脈内へシクロホスファミドと呼ばれる薬剤の投与を行う診療行為です。当先進医療における薬剤投与自体は手術ではありませんので、手術給付金のお支払いの対象とはなりません。ただし、薬剤投与のために「ポート留置」が行われる場合、「ポート留置」につきましては、手術給付金のお支払いの対象となります。
「周術期デュルバルマブ静脈内投与療法」について【2020年3月1日追加】
当先進医療は、静脈内デュルバルマブと呼ばれる薬剤の投与を行う診療行為です。当先進医療における薬剤投与自体は手術ではありませんので、手術給付金のお支払いの対象とはなりません。ただし、薬剤投与のために「ポート留置」が行われる場合、「ポート留置」につきましては、手術給付金のお支払いの対象となります。
「術後のカペシタビン内服投与及びオキサリプラチン静脈内投与の併用療法 小腸腺がん(ステージが I 期、II期又はIII期であって、肉眼による観察及び病理学的見地から完全に切除されたと判断されるものに限る。)」について
当先進医療は、静脈内へオキサリプラチンと呼ばれる薬剤の投与を行う診療行為です。当先進医療における薬剤投与自体は手術ではありませんので、手術給付金のお支払いの対象とはなりません。ただし、薬剤投与のために「ポート留置」が行われる場合、「ポート留置」につきましては、手術給付金のお支払いの対象となります。
「術前のゲムシタビン静脈内投与及びナブ―パクリタキセル静脈内投与の併用療法 切除が可能な膵臓がん(七十歳以上八十歳未満の患者に係るものに限る。)」について【2022年10月1日追加】
当先進医療は、静脈内へゲムシタビン及びナブ―パクリタキセルと呼ばれる薬剤の投与を行う診療行為です。当先進医療における薬剤投与自体は手術ではありませんので、手術給付金のお支払いの対象とはなりません。ただし、薬剤投与のために「ポート留置」が行われる場合、「ポート留置」につきましては、手術給付金のお支払いの対象となります。
(注1)
当先進医療は、2013年3月1日以降、「心停止ドナー」から「脳死ドナー又は心停止ドナー」に変更されております。

ページトップに戻る

な行

先進医療技術名 適応症
内視鏡的胃局所切除術
【2020年9月1日追加】
胃粘膜下腫瘍(直径が一・一センチメートル以上であり、かつ、三センチメートル以下のものに限る)
内視鏡的憩室隔壁切開術
【2020年7月1日追加】
Zenker憩室

ページトップに戻る

は行

先進医療技術名 適応症
ハイパードライヒト乾燥羊膜を用いた外科的再建術
【2016年1月1日追加】
再発翼状片(増殖組織が角膜輪部を超えるものに限る。)

肺動脈自律神経叢除神経療法
【2020年6月1日追加】

肺高血圧症(薬物療法に抵抗性を有するものに限る。)

不可逆電気穿孔法
【2019年8月1日追加】

肝細胞がん(肝内における長径三センチメートル以下の腫瘍が三個以下又は長径五センチメートル以下の腫瘍が一個であって、肝切除術又はラジオ波焼灼療法による治療が困難であり、かつChild-Pugh分類による点数が九点以下のものに限る。)

腹腔鏡下スリーブ状胃切除術及び十二指腸空腸バイパス術
【2018年3月1日追加】

重症肥満症(内科的治療に抵抗性を有するものであって、糖尿病である者に係るものに限る。)
腹腔鏡下膀胱尿管逆流防止術 膀胱尿管逆流症(国際分類グレードVの高度逆流症を除く。)
「放射線照射前に大量メトトレキサート療法を行った後のテモゾロミド内服投与及び放射線治療の併用療法並びにテモゾロミド内服投与の維持療法 初発の中枢神経系原発悪性リンパ腫(病理学的見地からびまん性大細胞型B細胞リンパ腫であると確認されたものであって、原発部位が大脳、小脳又は脳幹であるものに限る。)」について
当先進医療は、テモダールと呼ばれる薬剤の投与を行う診療行為です。当先進医療における薬剤投与自体は手術ではありませんので、手術給付金のお支払いの対象とはなりません。ただし、併せて行われる「放射線治療」につきましては、放射線治療給付金のお支払いの対象となります。(※放射線治療給付金は60日の間に1回のお受取りとなります。)

ページトップに戻る

放射線治療給付金のお支払対象となる先進医療技術名

先進医療技術名 適応症
重粒子線治療

肺・縦隔腫瘍、消化 管腫瘍、肝胆膵腫瘍、泌尿器腫瘍、乳腺・婦人科腫瘍又は転移性腫瘍(いずれも根治的な治療法が可能なものに限る。)

非小細胞肺がん(ステージがT期であって、肺の末梢に位置するものであり、かつ肺切除術が困難なものに限る。)【2016年7月1日追加】
陽子線治療
根治切除が可能な肝細胞がん(初発のものであり、単独で発生したものであって、その長径が三センチメートルを超え、かつ、十二センチメートル未満のものに限る。)【2017年6月1日追加】
頭頚部腫瘍(脳腫瘍を含む。)肺・縦隔腫瘍、消化管腫瘍、肝胆膵腫瘍、泌尿器腫瘍、乳腺・婦人科腫瘍又は転移性腫瘍(いずれも根治的な治療法が可能なものに限る。)
放射線治療給付金は60日の間に1回のお受取りとなります。

ページトップに戻る

上記の先進医療は2024年2月1日時点のものです。
手術または放射線治療を受けられた時点において厚生労働大臣が定める先進医療がお支払対象となります。
なお、厚生労働大臣が定める先進医療の変更により、お支払対象となる先進医療を変更することがあります。
厚生労働大臣が定める施設基準に適合する病院または診療所につきましては厚生労働省のホームページにてご確認ください。
戻る