三井住友海上あいおい生命
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基本情報
先進医療技術名

多血小板血漿を用いた難治性皮膚潰瘍の治療 *
(たけっしょうばんけっしょうをもちいたなんちせいひふかいようのちりょう)

適応症

褥瘡(じょくそう)または難治性皮膚潰瘍(美容等に係るものを除く。)

療養内容

皮膚の潰瘍に対して、軟膏による治療を3〜4週間ほど続けても治癒しない場合に難治性とされます。このような褥瘡(床ずれ)を含む難治性皮膚潰瘍は、広範囲に皮膚が欠損したり、感染を起こしている皮膚の状態です。寝たきりの人や、手足の先などの末梢循環が悪くなった糖尿病や閉塞性動脈硬化症の患者さんなどによく起こります。
難治性皮膚潰瘍に対しては、皮膚移植(植皮)や、血流のある皮下組織ごと皮膚を移植する皮弁といった外科的治療が選択されることがあります。しかし、難治性皮膚潰瘍の患者さんはすでに自己治癒力が低下しており、このような外科処置では正常部位をさらに傷つけることになり、患者さんにとってリスクとなります。近年、行われるようになってきた再生医療技術も、有効性は高いものの、比較的大量の脂肪組織を採取するなど、それなりに体を傷つけることを避けられませんでした。
この先進医療は、多血小板血漿を用いて難治性皮膚潰瘍の治療を行うものです。患者さんから1回に20〜40mLを採血し、遠心分離装置で血小板だけ取り出して濃縮した溶液が多血小板血漿です。これを患部(潰瘍部位)の大きさに応じた用量を塗布し、7日おきに4回繰り返します。それでも完全な皮膚になっていなければ、さらに4回行います。
この治療技術は、患者さんから採取した血液成分を濃縮するだけなので、体への負担が少なくて済みます。そのうえ、潰瘍からの感染症などによる下肢の切断が回避できるなど、これまでの再生医療技術に見劣りしない有効性が期待されます。

療養の分類 再生医療
部位の分類 細胞・組織・血液・リンパ球


実施医療機関
 
都道府県 医療機関名 所在地 電話番号
神奈川県 聖マリアンナ医科大学病院 〒216-8511
川崎市宮前区菅生2-16-1
044-977-8111
富山県 富山大学附属病院 〒930-0194
富山市杉谷2630
076-434-2281
石川県 金沢医科大学病院 〒920-0293
河北郡内灘町大学1-1
076-286-3511
福井県 福井大学医学部附属病院 〒910-1193
吉田郡永平寺町松岡下合月23-3
0776-61-3111
滋賀県 滋賀医科大学医学部附属病院 〒520-2192
大津市瀬田月輪町
077-548-2111
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