三井住友海上あいおい生命
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基本情報
先進医療技術名

腹膜偽粘液腫に対する完全減量切除術における術中のマイトマイシンC腹腔内投与および術後のフルオロウラシル腹腔内投与の併用療法 *
(ふくまくぎねんえきしゅにたいするかんぜんげんりょうせつじょじゅつにおけるじゅつちゅうのまいとまいしんしーふくくうないとうよおよびじゅつごのふるおろうらしるふくくうないとうよのへいようりょうほう)

適応症

腹膜偽粘液腫(画像検査により肝転移およびリンパ節転移が認められないものであって、放射線治療を行っていないものに限る。)

療養内容 腹膜偽粘液腫とは、腹腔(胃や腸などの臓器が収まっている腹部の空間)の内部にゼリー状の粘液が大量にたまる病気で、100万人に1〜2人の割合で発症するといわれています。良性のこともあれば悪性のこともあり、さらには良性と悪性の中間の性質をもつものもあります。
多くの場合、虫垂の腫瘍が破裂して散らばり、その腫瘍が作り出す粘液が腹腔内にたまっていきます。粘液が増えるにつれてお腹が大きく膨らみ、やがて腸閉塞などを合併して命にかかわることがあります。症状をやわらげるために、腫瘍の切除やたまった粘液を取り除く手術が行われますが、再発を繰り返すことが多く、5年生存率は34〜67%とされています。
この先進医療は、腹膜偽粘液腫の患者さんに対して、腹腔内の2.5mm以上のすべての腫瘍を切除する「完全減量切除術」と、それより小さい腫瘍を抗がん薬によって死滅させる「周術期腹腔内化学療法」を行うものです。完全減量切除術を行う際に、41〜42℃の生理食塩水に抗がん薬のマイトマイシンCを混ぜたものを、1時間腹腔内に還流させます。さらに、手術の翌日から、生理食塩水に抗がん薬のフルオロウラシルを混ぜたものを腹腔内に投与し、24時間ごとに薬剤の入れ替えを行います。海外では、この治療による5年生存率は52〜96%と報告されており、予後の改善が期待されます。
療養の分類 外科療法/薬物療法
部位の分類 その他
悪性腫瘍(がん)の分類 その他のがん


実施医療機関
 
都道府県 医療機関名 所在地 電話番号
東京都 国立研究開発法人
国立国際医療研究センター病院
〒162-8655
新宿区戸山1-21-1
03-3202-7181
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