三井住友海上あいおい生命
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基本情報
先進医療技術名

ベバシズマブ局所注入療法 *
(べばしずまぶきょくしょちゅうにゅうりょうほう)

適応症

重症未熟児網膜症

療養内容

未熟児の眼球内で網膜血管が異常に増殖するのが未熟児網膜症です。進行すると増殖した網膜血管が網膜を引っ張るようになって網膜剥離を起こし、さらには重い視力障害や失明に至る場合もあります。これが重症未熟児網膜症で、未熟児網膜症のうち1割程度に発生し、小児の失明原因の第1位となっています。
重症未熟児網膜症は、従来、レーザーによる網膜光凝固が唯一の治療法でした。しかし、近年、新生血管の発生や成長を抑える抗VEGF(血管内皮増殖因子)薬を硝子体※に注射する治療法が普及しつつあり、抗VEGF薬としてラニビズマブを使う治療はすでに保険適用となっています。
※眼球内の網膜で囲まれた内側の大きな部分を占めているのが硝子体、という構造です。
この先進医療は抗VEGF薬であるベバシズマブを硝子体に注射する治療法です。ベバシズマブはラニビズマブより治療効果が長く、血管の成長が完了する時期まで続く可能性があることもわかっています。
この先進医療によって、1回の治療で、網膜の状態などの症状が改善することが期待されます。

療養の分類

薬物療法

部位の分類

感覚器系



実施医療機関
 
都道府県 医療機関名 所在地 電話番号
兵庫県   神戸大学医学部附属病院 〒650-0017
神戸市中央区楠町7-5-2
078-382-5111
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