三井住友海上あいおい生命
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基本情報
先進医療技術名

自己心膜および弁形成リングを用いた僧帽弁置換術 *
(じこしんまくおよびべんけいせいりんぐをもちいたそうぼうべんちかんじゅつ)

適応症

僧帽弁閉鎖不全症(感染性心内膜炎により僧帽弁両尖が破壊されているものまたは僧帽弁形成術を実施した日から起算して六ヶ月以上経過した患者<再手術の適応が認められる患者に限る。>に係るものに限る。)

療養内容

心臓の内部は4つの部屋に分かれており、血液が逆流しないように各部屋の間には弁がついています。僧帽弁は左心房と左心室の間にある弁です。僧帽弁閉鎖不全症とは、僧帽弁がうまく閉じずに、左心室から大動脈に押し出される血液の一部が左心房へ逆流してしまう症状を指します。さまざまな原因があり、無症状の場合もありますが、感染性心内膜炎などが原因の場合は、発熱、急激な肺高血圧、肺うっ血による呼吸困難が現れます。
僧帽弁閉鎖不全症の根本的な治療は手術です。現在、弁を切除して人口弁に取り換える人工弁置換術と、弁を修復する弁形成術が行われています。人工弁置換術は、自分の弁を切除することで左心室の機能が低下する恐れと、人工弁に置き換えることで左心室の自然な収縮拡張運動を損なってしまう問題があります。弁形成術は人工弁を回避できるため、体への負担は少ないですが、心臓の中の限られたスペースで繊細な修復手術を必要とするため、手術の難易度が高く、逆流の再発や、再手術のリスクがあります。
この先進医療は、患者さんから採取した心膜(心臓を包む膜)を弁形成リングに縫いつけて弁を成形し、僧帽弁置換術に用いるものです。人工心肺を装着する前に良好な視野の下で弁を成形し、次いで、人工心肺を作動させて心臓を切開し、弁を植え込みます。従来の人工弁置換術とは異なり、生理的機能が保持されるため、長期的な左心室機能の回復が期待されます。また、術前に十分にシミュレーションをしてできた弁を用いることで、術後の予測が立てやすく、構造上逆流が発生しにくいため、再発防止にもつながる治療法です。

療養の分類 外科療法
部位の分類 循環器系


実施医療機関
 
都道府県 医療機関名 所在地 電話番号
東京都 公益財団法人
日本心臓血圧研究振興会 附属
榊原記念病院
〒183-0003
府中市朝日町3-16-1
042-314-3111
  慶應義塾大学病院 〒160-8582
新宿区信濃町35
03-3353-1211
  帝京大学医学部附属病院 〒173-8606
板橋区加賀2-11-1
03-3964-1211
京都府   京都府立医科大学附属病院 〒602-8566
京都市上京区河原町通広小路上ル梶井町465
075-251-5111
大阪府   大阪大学医学部附属病院 〒565-0871
吹田市山田丘2-15
06-6879-5111
兵庫県   神戸大学医学部附属病院 〒650-0017
神戸市中央区楠町7-5-2
078-382-5111
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