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基本情報
先進医療技術名

C型肝炎ウイルスに起因する肝硬変に対する自己骨髄細胞投与療法 *
(しーがたかんえんういるすにきいんするかんこうへんにたいするじここつずいさいぼうとうよりょうほう)

適応症

C型肝炎ウイルスに起因する肝硬変(Child−Pugh分類による点数が七点以上のものであって、従来の治療法<肝移植術を除く。>ではその治療に係る効果が認められないものに限る。)

療養内容 慢性肝炎の状態が長く続くと、組織が破壊されて肝臓は小さく硬くなり、機能低下をきたします。この状態を「肝硬変」と言います。初期にはあまり自覚症状はありません。肝臓がその機能をまだ果たし得る状態を「代償性肝硬変」と言い、肝臓機能の低下が進行して機能を果たせなくなった状態を「非代償性肝硬変」と言います。全身にさまざまな症状がみられ、倦怠感(けんたいかん)、腹部の張り、腹痛などの症状から、さらに重症になると黄疸(おうだん)や腹水、浮腫などの症状があらわれます。
C型肝炎ウイルスの持続感染により慢性肝炎になっても、新しい抗ウイルス薬の開発やインターフェロン療法の進歩により、肝炎の原因であるウイルスを排除し、治癒できる患者さんが増えています。
しかし、慢性肝炎が悪化して非代償性肝硬変へと進行している場合は、基本的に抗ウイルス薬やインターフェロン療法は適応されません。
非代償性肝硬変の根治療法は、肝移植のみです。しかし、移植のための肝臓を提供してくれるドナーは不足しており、移植が行われる症例は限られているのが現状です。移植を受けられる場合でも、肝移植の手術は患者さんの体への負担が非常に大きくなり、移植した臓器への拒絶反応を抑えるための免疫抑制薬の長期投与も必要になります。
この先進医療は、肝移植以外に治療法がない非代償性肝硬変に対して、治療効果が期待されている治療法です。全身麻酔下で患者さんの骨髄液を約400ml採取し、それを精製して取り出した自己骨髄細胞を末梢静脈から約2時間ないし3時間かけて投与します。自己骨髄細胞を投与することで、破壊されて硬くなった肝臓の組織が改善され、肝機能の回復が期待されます。投与されるのが患者さん自身の骨髄細胞なのでドナーを探す必要はなく、拒絶反応の心配もありません。手術ではないので体への負担も少なく、安全で、患者さんの生活の質(QOL)を維持できる治療が行えると期待されます。
療養の分類 免疫療法
部位の分類 消化器系


実施医療機関
 
都道府県 医療機関名 所在地 電話番号
山口県 山口大学医学部附属病院 〒755-8505
宇部市南小串1-1-1
0836-22-2111
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