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猿田 享男(さるた たかお)
慶應義塾大学名誉教授

専 門: 高血圧、腎臓病、内分泌学等
略 歴: 1939年生まれ。64年 慶應義塾大学医学部卒業。69年 同大学大学院医学研究科修了。69〜71年 米国テキサス大学に留学。84年 慶應義塾大学医学部内科・腎臓内分泌代謝科部長代行、86年 同大学医学部内科教授に就任。同大学医学部長、慶應義塾常任理事等を歴任後、現在に至る。2005年5月から2016年9月まで、厚生労働省・先進医療会議の座長を務める。
所 属: 日本内科学会、日本高血圧学会、日本内分泌学会、日本腎臓学会等

「先進医療」は、最先端の医療を受けやすくする制度です

 命にかかわる病気や、治療が難しい病気になったら、誰でも最先端の医療を受けたいと思うでしょう。最先端の医療では、従来の方法では治りにくい病気が治ったり、体への負担を軽減できる等の効果が期待されます。また、難病の診断にもこの制度は有用です。
  しかし、わが国の医療保険制度では、新しい医療技術の安全性や効果が認められて、公的医療保険の適用を受けるまでにかなり時間がかかります。また、原則として一般の保険診療と保険外診療の併用(混合診療)が認められていないことから、保険適用のない治療法や薬等を一部でも用いると、その治療にかかわる診察や検査、入院等の費用もすべて自己負担になります。
  こういった状況で、最先端の医療技術を少しでも早く患者さんにお届けし、また、特別に混合診療を認めることにより、少しでも患者さんの費用負担を軽減するために設けられたのが「先進医療」制度です。

 「先進医療」の医療技術は、実施している医療機関から申請され、一定の安全性や効果を国が認定している最先端の医療です。どの病院でも実施されているわけではないので、一般的には知られていない技術が少なくありません。
  この「先進医療ナビ」では、現在「先進医療」と認められている医療技術およびその実施医療機関をご紹介します。医療技術については皆さまにご理解を深めていただけるようにわかりやすい解説を添え、また、ご利用いただきやすいように多角的な検索方法をご用意しました。
  このウェブサイトで、皆さまに先進医療を知っていただき、患者さんの治療の選択肢が広がることのためにお役に立てば幸いです。